本日は、浅草木馬亭で浪曲の定席。
よくまあ、浪曲ばっかり、と思われるかもしれないが、落語や講談とはまた違って、土着な庶民のための芸能の香りを浪曲は持っている。
日本人がどういう物語に感動して、何に泣き、何に笑い、何に気持ちを揺り動かされるのか、の原点が感じられるのが良いところ。
盛り上げておいて「ちょうど時間となりました♪この続きはまた次回」と引っ張る展開も、テレビドラマへと受け継がれ、必然アニメにも引き継がれている定石。
語り手、セリフに歌が加わり、物語だけでなく耳に心地よい音楽の魅力も取り入れる贅沢な構成。それでも、名作、名人と、駄作、いまいちの存在があって、一級品エンターテインメントを作る難しさを感じさせる。自分にとって、非常に興味のある芸能なのだ。
終演後に先週、年明け披露公演を行った天中軒すみれさんとツーショット(^-^) 普段着になるとまったくフツーの女の子。
長袖シャツ+アクリルのセーター+木綿の筒袖半着+久留米の書生絣に、自作のゆっこぎ(さるっぱかま)。黒足袋にjojoサンダル。防寒にマントとマフラーといういで立ち。
後ろ姿。マントとゆっこぎの接ぎ接ぎの柄が妙な具合に繋がっている!(笑)