新・深大寺のひとこと日記

男の着物とお仕事とお楽しみの記録です。ホームページはhttp://otokonokimono.style.coocan.jp/

藍の香り

今日も、まだまだ暖かい一日で、日中はバイクで走っても寒さを感じない。

先日完成して、ずっと着続けていた備後と三河の身頃替わり半着、仕立てている時からそうだったのだが、着ていても藍が落ちて、手の指が気が付くと真っ青に!昨夜の飲み会でも「その手、どうしたんですか?」と言われる始末(^^; なので、洗濯に回すことにして今日は、鰹縞の松阪木綿の半着。作って20年近くになるが、いまだに藍の香りがする。やや厚手のネップ地で、いい肌触りなのだ。

で、我が家の庭の柿、立派なんだけど残念ながら渋柿。なので、泡盛降りかけて袋で密封して5日間放置・・・・

見た目は悪くない・・・・が、ともすると腐りかけている気配も漂う(笑)。が、食べると渋はすっかり抜けて、極楽の味!普通の甘柿より、渋を抜いた柿のほうが甘いのだ。ほどよく残る泡盛の香りとも相まって、「毒の美味」の味わい。来年はもっと早めに収穫しようッと!